皆さん、体調は如何でしょうか?
私ノイポチはパニック障害14年目を迎えて、久々に大きな波と向き合う事となりました。
幸いにも早期に対処できた事から現在は体調も回復傾向にあり、2か月間の病欠明けに向けて日々リハビリに取り組んでいます。
しかし今回はパニック障害が酷かった頃を思い出す程の症状が現れた事もあり、これを機にこれまでに考えてきた事等を少し綴ろうと思いました。
パニック障害との付き合い
先ず私がパニック障害と向き合うに当たって大切にしている事があります。
それは、
「症状を0」ではなく、「症状をコントロール」できる状態に持っていくという事です。
これまでの闘病生活は「症状が消えたなと思えば暫くして小さな波がやって来る」の繰り返しで、「症状がなくなった!」と思って再発すると気持ちの落胆度合も大きいんですよ…😢
だからこそ「症状の出ない期間を如何に長くできるかそして、症状が出たとしても対処できるんだという自信を持つ」この2点を意識して日々生活しています。
勿論薬の力を借りた期間もあり、頓服(ソラナックス)・眠剤・SSRI(セルトラリン)は経験済です。
※ 不安障害のカテゴリーに「SSRI」の記事も入っております。
薬に関しては様々なご意見があると思いますが、私は「推奨派」です。パニック発作を経験された方はあの辛さが分かると思いますが、予期不安も含めある程度症状を抑え込まない事には日増しに強くなる不安感に押し潰され、十分なリハビリが行えないのではと自身の経験から考えます。
断薬に関しても減薬のステップをしっかり踏む必要はありますが、問題なく終える事ができました。
実際数年間は頓服・眠剤・SSRIを一切服用せずに自身の対処法のみで乗り越えてきましたよ😊
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因みに私が良く使う対策法は以下になります☟
✔ 1:1:2(吸う:止める:吐く)の呼吸
✔ ツボ押し
✔ 香り(柚子)
✔ ガム
✔ 散歩
(散歩に限らず、不安を感じたらすぐ動く様心掛けています。)
✔ クライミング
✔ 感情の吐露(紙に書く・話す)
✔ 寝る前の過ごし方
(私の中で最重要項目です。)
刺激の少ないシリカ球を用いた間接照明の中で、ヨガストレッチ・ツボ押し・筋弛緩法・読書の流れ
今回の波では夜間発作と夜にかけての予期不安が酷くソラナックスと眠剤が手放せなかったのですが、手を抜いていた寝る前の過ごし方に改めて時間を割く事で自分でも驚く程の効果が出ました。またこの対策法は、昨年PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)で1年半闘病していた期間にも取り入れていましたが、「リラックス」の観点から非常に有用と言えます。
日々のポイント
私が思うパニック障害の大切なポイントは、
「毎日の刺激や疲れを極力積み重ねない様にする」
です。
その為にも、どんな対策法も一度は試してみるといった心意気で「自分が最もリラックスできる方法」を探して頂けたらと思います。
何度も書きますが、私にとっては「寝る前の過ごし方」がそれに当たります。
最後に
パニック障害と言っても症状は多種多様ですが、その中でも一つ共通する事があります。
それは、
「納得できているかどうか」です。
症状等があれど淡々とリハビリに取り組めているかどうかとも言えますね✋
いつまで経っても「早く治さないと」とか「何で良くならないんや」等の焦りや不安感に苛まれながら闘病されている方も居れば、鬱やパニック障害の診断が付いた時点で安心感を持ちリハビリに取り組める方も居られます。
これは善し悪しの話ではなく、
自分がどの地点に辿り着けば、一先ずは安心できるのかを考える機会にして頂きたいのです。
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例えば私の納得ポイントは、電車内で頓服も使わず、電車から降りる事も無く自分の対処法のみで発作を乗り切れた事でした。
この経験があったからこそ、対処方法を増やせばコントロールできるのではないか延いてはパニック障害と上手く付き合って行けるのではないかという考えに至りました。
今回の様な大きい波も、頭の片隅に「コントロールできる」という思いがあったからこそ乗り越えられたと自信を持って言えます。
🌟納得ポイント=困った際の「立ち返る場所」
今回もご覧頂き、ありがとうございました。ボチボチといきましょー!
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