不安は不安を呼び込む。
カラーバス効果とも言われますが、人は見たいものに意識を向けてしまう生き物です。(言葉はややこしいですが、無意識の内に情報が選択されています。)
不安は「危険」と見なされる事柄であり、脳内で忘れてはいけないものと分類されます。
結果として不安は見たいものに分類され、忘れる事がない様センサが強く働いてしまいます。
以上から、ニュース等の情報源を一定期間シャットアウトする事も「重要なリハビリ」となります。
おはようございます、こんにちは、こんばんは。ノイポチです。
今作は、不安障害全般に共通する内容となっております。
パニック障害・鬱・心気症等不安障害から枝分かれする病名は多岐に渡り、其々に目立った症状が存在します。
動悸がしたり、反芻が起こったり、何もやる気が起きなかったり、何かに恐怖を抱いたり、不眠になったりと枚挙に暇がありませんが、これらに共通する事が「1つ」だけあります。
それは、
身体的緊張感です。
私は常に動画等で先ずは不安対策から入りましょう、不安対策に手を付けず症状だけにアプローチを掛けても治らない又は治りが遅いという事をお伝えしていますが、その不安対策にも通ずるお話です。
人は不安、恐怖、焦り、怒り等を感じると(これらの情動をポジティブに捉えた場合も含める)、闘争逃走反応の観点から身体に力が入ります。
そして心理的にポジティブな場合は、ある動作が終了すれば脱力という段階に進みます。
しかし心理的にネガティブな場合は、前半でも書いた様に対象を危険と見なすので、何度も何度も嫌な感情と対峙する事となります。
この継続的な経験によって、どの様な状況が生まれるでしょうか?
脱力ができず常に力みが発生し、気が張っている状態となります。
一定期間の力みは字の如く「力」を発揮してくれますが、継続となると「疲労」に変化してしまいます。
ここで非常に厄介な事は、疲労が溜まっているにも関わらず「力み」のせいで身体を休める事ができなくなるという点です。
少し長くなりましたが、何をお伝えしたいかと言いますと…
物理的に身体を解して下さい!という事です。
そんなの当たり前!と思った人が多いのではないでしょうか。
体調の波が下がると想像以上に思考が凝り固まるので、普通の事も考えられなくなります⚠️
だからこそ、
しんどくなってからは勿論の事、常日頃から身体を解す事(ストレッチ)を忘れないで下さい。
身体を解す事で脱力の方向へ進む、つまり元の身体の状態へ進むので、マイナスになる事は私の経験からも粗無いと自信を持って言えます。
行う時間や内容は、各人で設定して下さい。
ただ「毎日継続」というルールだけは、ご自身に課して下さいね。
因みに私が推す方法は、背中解し・横隔膜解し・股関節解し・ふくらはぎ解しです。
※背中解しと横隔膜解しの動画URLを最後に貼り付けておきます。
不安障害は感情面の影響が大きいので、脱力対策の継続は皆さんに対しても大きな効果をもたらしてくれるはずです😊
今回もご覧頂き、ありがとうございました。
ボチボチと生きていきましょー
【背中解し関連】https://youtu.be/nYBxg285usE
【横隔膜解し関連】https://m.youtube.com/watch?v=bm8fB5ZSLaw&feature=youtu.be
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