2度の『ふわふわめまい』を乗り越えて④ PPPDは治る

ふわふわめまい

皆さん、めまいの具合は如何でしょうか?

闘病するに当たって「テーマ」を設ける事は有用だと思っており、私の場合は体の緊張感がとても強かった事から血流を良くする事に重きを置いてきました。

めまい生活が続くと首や体を動かす事に抵抗が出始め、「この動作はめまいが出ないかな?」と思いながら行動する事が増えました。結果として体は知らず知らずの内にガチガチになってくるんですよね…

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対策法

✔ 「温」:目・首・肩・腰・お腹・足を温める習慣を付けいていました。

目・首・肩:ホットタオルやドラッグストア等で売られている商品を用いていました。

足:バケツ等にお湯を溜めて足湯を行っていました。手軽にできて心身のリラックス効果も高いですよ。「頭寒足熱」と言われる様に、足を温める習慣の無い方はこれを機に日常生活ではスリッパを履く等を取り入れてみて下さい。

腰・お腹:不安感が高まるとお腹付近に力が入る事が多く、結果として呼吸が浅くなり悪循環に陥ります。その対策の一つとしてカイロを用いて温めていました。

※ 冬場は特に冷気が入ってきやすいので、外出の際はサングラスを掛ける事もオススメです。

✔ 散歩:定番中の定番ではありますが、足裏を刺激する事は血流の観点から非常に重要です。その他メリットは有名過ぎるので割愛させて頂きます。

私の場合は現在も続けておりますが、天候に関係なく30分以上は歩いています。日照量の関係から晴天より雨天の方が歩行時間は長くなります。

ここでポイントが一つありまして、極力「視覚情報の少ない」場所での歩行を心掛けてみて下さい。私は山や緑地公園を歩く事が多いですが、近所の公園でも十分だと思います。

✔ 一人になる時間を作る

トイレや車中等「自分がストレスを感じない場所の確保」という意味で捉えて頂きたいです。
その場所で例え5分でも過ごす事ができれば、気持ちの面で非常にプラスに働くと感じました。

まためまい生活によって漠然とした不安感が溢れ出てくる事も多いと思いますが、自分が何に対して不安に思っているのか等の思考の整理にもこの時間を充てていました。

✔ 姿勢の確認

めまい生活が始まってから姿勢が悪くなり、体に負荷が掛かっていませんか?首が前に出たり、体が左右のどちらかに傾いていたり、うつむき加減になっていたり等… ☜これ私なんですけどね(笑)

皆さんも鏡で自分の姿勢を「確認して正す」という習慣を付けてみて下さい。長い目で見た時に大きな違いが出てきますよ。

とは言えめまいがある状態でずっとイイ姿勢を保つ事は難しいので、これも1日10分を3回といった具合に時間や回数を決めて行ってみて下さい。めまいがなかった頃の状態を体に思い出させるという点からも私は効果があると思っています。

✔ 首出し体操・首クイ体操

以前に「摩る」という方法を書きましたが、この体操に関しても自分が「気持ちいい!」と感じるポイントを見つけながら無理せず行って下さい。

首出し体操:正面を向いて「顎」前に出す・引っ込めるという動作を行います。

首クイ体操:先ずしんどくない程度に顔を上げます。その状態で可動域は少ないですが「顎」上げて元の位置に戻す動作を繰り返します。

番外編

自分が行っていく対策法がある程度決まってきた段階で是非やって頂きたい事があります。

それは「リスト作り」です!

しんどい時リストそこそこ動ける時リスト

ex.

しんどい時:ツボ押し・ストレッチ・何もしない…

そこそこ動ける時:買い物・ガーデニング・散歩…

皆さんが思い付く対策法をざーっと挙げておいて下さい。毎朝体調と相談してリストの中から選ぶ事で、例え何もしない日でもめまいに転がされるのではなく自分で方針を決められたという自信が知らず知らずの内に付いてきます。☜前回も書いたかな?

めまいと闘う上でこの自信は非常に大切なんです👍

漢方

私はPPPDにおいてSSRI等の薬は服用しておりませんでした。

その代わり漢方を2種類飲んでいたので、そちらをご紹介したいと思います。

✔ 強気上散

✔ 救心感應丸氣(きゅうしんかんのうがんき)

目に見えて効果があったかどうかは難しい所ではありますが、ご参考までに。🙇

⋆………⋆………⋆………⋆………⋆

加えて、以前に病院の先生から言われた言葉も残しておきますね。

「西洋・東洋関係なく薬というモノは飲めば効く訳ではなくて、心身共に薬が効く状態になっているかどうかが重要なんですよ。」

緊張感が高過ぎたり、気を張り詰め過ぎると「薬の効能すら跳ね返す」事があるという意味です。

最後に

「PPPD」で闘病されている方は、パニック発作と同様に体がすぐに反応して症状を出してしまう程過敏になっていると私は自身の経験から思っています。

だからこそ「めまいが出ても抵抗せずに自然体」で居て下さい!

最高に難しい課題ではありますが、抗うという心身の緊張感ですら大きな負荷になってきます。今できる事を少しずつやっていきましょう。

今回もご覧頂きありがとうございました。本日もぼちぼちと。

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